防水スプレーの正しい選び方と使い方
お気に入りの革靴やバッグを長く美しい状態で保つために欠かせないのが「防水スプレー」です。しかし、「どのスプレーを選べばいいかわからない」「スプレーしたら白くムラになってしまった」というお悩みも少なくありません。防水スプレーは、素材や目的に合わせた選び方と、正しい吹き付け方を知ることで、もっと効果的に使うことができます。
本記事では、大切なアイテムを水や汚れから守るための、防水スプレーの正しい選び方と使い方のポイントを解説します。
目的・素材に合わせた防水スプレーの選び方
防水スプレーにはそれぞれ得意な対象素材や特長があります。用途に合わせて最適な1本を選びましょう。例えば、革から布地まで素材の相性に縛られず使いたい場合は、対象素材の多い「ウォーターストップ」。
また、アウトドアシューズやスニーカーなど、より強力で長持ちする防水・防汚効果を求める場合は、コロニル最長の持続力を持つ「カーボンプロ」。
ヌメ革などシミのできやすいデリケートな革に防水効果と栄養(油分)を同時に与えたい場合は、トリートメントオイルが配合された「1909シュプリームプロテクトスプレー」。
このように「対象素材が何か」「どんな追加特長を求めるか」によって最適な防水スプレーは決まります。
コロニルは、スムースレザー、起毛した革、毛皮など多くの素材に特化したスプレーを開発していますので、防水スプレーカテゴリーで対象素材を指定し、素材に適した防水スプレーをご確認ください。
ステップ1:対象物は汚れを落として乾燥させてから
防水スプレーをかける前に、まずは「馬毛ブラシ」などで表面のホコリや汚れをしっかりと落とします。汚れたままスプレーをすると、防水効果により汚れが落ちにくくなってしまいます。
また、防水スプレーは「乾いた状態」で使用することで本来の効果を発揮します。クリーニングの後や、雨で濡れた直後など、素材が湿っている状態での使用はシミや色ムラ、内部のカビなどトラブルの原因になるため、必ず完全に乾燥させてから使いましょう。
ステップ2:屋外で正しい距離と量でスプレーする
高圧ガスを使用しているスプレーは、吸い込みや引火を防ぐため、必ず風通しの良い屋外で使用してください。容器裏面の「火気と高温に注意」の表示が高圧ガス使用品の目印です。
また、スプレーする対象物からの距離も重要です。約20cmほど=200ml缶の高さ分を離し、缶を動かしながら全体にまんべんなく吹き付けます。バッグはアルファベットの「Z」を描くようにスプレーしましょう。表面が軽く湿る程度が適量です。近距離からや、一箇所に集中して吹き付けると、うまく霧状にかからず液ダレしてしまうため、注意しましょう。
最後のポイントはスプレー直前に缶をよく振り、吹き出し口を缶底よりも高い位置で使うこと。傾けすぎたり振らずに使うと、ガスのみが先に出てしまい、最後まで使い切ることができません。
ステップ3:完全に乾かせ仕上げのひと手間を
スプレーをした後は、しっかりと自然乾燥させ、乾拭きで仕上げましょう。コロニルの防水スプレーは素材の通気性を損なわないため、より美しいツヤを出したい場合は、防水スプレーが完全に乾いた「後」に栄養クリームを塗布し磨き上げるのがお手入れのコツです。また、スプレーがファスナーなどの金具にかかった時は、乾く前にクロスで優しく拭き取ってください。
防水スプレーの使用頻度
防水スプレーの効果は永久ではなく、着用時の摩擦や時間の経過により約2週間程度で弱まり始めるものがほとんどです。そのため、2〜3週間おきに定期的にかけ直すのが理想的です。また、雨に降られて防水効果を発揮した後や、久しぶりに使うアイテムにも、改めてスプレーをしておくことで、確実な防水・防汚効果を維持し続けることができます。
※当サイト内に記載されている他社名および他社ブランドの製品名は、各社の商標または登録商標です。当サイトでご案内している他社製品向けのお手入れ方法は弊社独自の見解に基づくものであり、各メーカーの公式な推奨を示すものではありません。