ブラシの種類と選び方

ブラシの種類と選び方

靴やバッグのお手入れに欠かせない名脇役とも言えるのがブラシです。ブラシの毛には「馬毛」「豚毛」「山羊毛」「化学繊維」の4種類が主に使われ、それぞれ異なる硬さや弾力性などの特性により、適した用途があります。
本記事では、ブラシの素材ごとの特徴と、用途・目的に合わせた選び方・使い分けをご案内します。

馬毛ブラシ|幅広い用途に使える万能タイプ

馬毛のブラシは、毛の硬さと柔らかさのバランスが取れていて、弾力性に富んでいます。

日常的な汚れ落としから、お手入れの最初のホコリ払い、クリーム塗布後の仕上げのポリッシングまで、幅広い用途に使えます。

ブラシにクリームや革の色が移ることがあるため、お手持ちのアイテムやクリームの色に合わせて、ブラシの毛の色は薄い色と濃い色それぞれ用を使い分けるのがおすすめです。

豚毛ブラシ|クリーニングやクリームの馴染ませに

豚毛のブラシは、馬毛に比べて毛が少し硬く、しっかりとしたハリ(コシ)があります。

ブラッシングに使う場合は、硬めの毛先を生かして、皮革のシワや凹凸に入り込んだ汚れをしっかりと掻き出すことができ、落ちにくいホコリや泥などを落とすのに適します。

クリーニングに使う場合は、レザーソープなど泡状のクリーナーで型押しやシボなど凹凸のある素材をクリーニングする際に豚毛ブラシに泡を取って使うことで、布ではアプローチしにくい凹凸の汚れを効果的に落とすことができます。

クリームの塗布時に使う場合は、塗ったクリームを革に擦り込んだり、塗りすぎた余分なクリームを取り除いたりする用途に役立ちます。

山羊毛ブラシ|極上のツヤを出す仕上げ用

山羊毛(ヤギ毛)のブラシは、非常に細く、柔らかい毛質が特徴です。

柔らかいながら、天然毛ならではの弾力性も兼ね備えています。お手入れの最終工程において、ツヤを出すブラッシング「仕上げ磨き」に最適です。

繰り返し仕上げ磨きに使用することで、毛がクリームを含んだ状態になることを「ブラシが育つ」と呼ぶことがあります。毛にクリームを含んだ山羊毛ブラシは、ブラッシングするだけで美しいツヤを出すことができ、時間のない時の時短ケアにも便利な道具となります。

化学繊維ブラシ|ソールの泥など頑固な汚れ落としに

化学繊維のブラシは、用途に合わせて様々な硬さの毛で作られています。

コロニルの化学繊維のブラシは、硬く頑丈な毛の「クリーニングブラシ」と、泡のクリーナーとの併用に便利なハンドル付きで毛は適度な硬さの「カーボンクリーニングブラシ」の2種類があります。

毛が硬いタイプのものは、しつこい汚れをしっかりと強力に落とすことができ、ワークブーツや登山靴の凹凸の大きなソールに付着した頑固な汚れ落としに最適です。「クリーニングブラシ」は、ハンドルの端が尖っていたり、ヘラ状になっており、これを利用してソールに挟まった小石を取ったり、固まった泥をこそげ落としたりすることができます。

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